「個人投資家への手紙」を読みました
個人投資家への手紙はキンドルのみで販売されている電子書籍です。
販売元がヘボショボ(個人投資家)プロダクションズというちょっと怪しげな人が書かれていますが、いたって王道の内容でした。
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「分散投資をしましょう」「ヘッジファンドの平均はインデックス平均に勝てない」といったランダムウォーカー的な内容になっていました。
ランダムウォーカーを非常にコンパクトにまとめていて読みやすかったです。
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ランダムウォーカー理論はこれからも当てはまるのかは微妙な気がする。
僕が日本株のみだからこう感じてしまうのかもだけど。
本当の意味で分散できていないから。
わからない物に投資をしないというスタンスを崩さないで行くと外国株にはなかなか手が出せないので。
それに運用額が違いますからね。
僕みたいなショボショボだとこの考えでやってたら本当に何十年と待たないといけない。
老後資金を作るために投資はやっていかないとの部分もあるけど、近い将来を見たゲームの部分もある。
短期で増やす事を考えてるとこれは無理。
メモしたこと
「安く買って高く売る、つまり売買で儲けるのが株式投資の要諦」という前提が間違っているということである。
ずっと保有に耐える会社かどうかを検討する。
その通りって感じですよね。
商売の基本は安く仕入れて高く売るですが長期投資の場合は異なるんですね。
短期の事しか考えてないとこんな基本的な事も忘れてしまいます。
さらに配当は再投資、複利を効かせるべきとも書いてありました。
株価が下がったから売らないといけないと感じるなら、それは株式投資ではなく丁半博打をしていただけと気づくべきである
損切りについての見解です。
これも確かにそうだなって思いました。
「損切りが下手」では無く、「銘柄選びが下手」って考えるようにならないといけないですよね。
まとめ
ある程度の資産が出来て、リスクをあまり取らずにやっていくとしたらこういう考え方が重要になるんだろうなって思いながら読んでました。
でも今は丁半博打と言われても今はするしかないのかなって部分もあるので、丁半博打の確率を高められるようにできる事をサボらないでしていきたいなと思ったり。
でも、これもいい訳なのかなと葛藤したり。
株式投資って難しいですね。