都税はクレジットカードでも支払えるのでポイント大量獲得のチャンス!
都税の支払いはクレジットカードを使うとポイントが大量に獲得できるのでお得です。
東京都に住んでいて都税の支払いがある人は積極的に利用すべきです。
都税とは?
クレジットカードで払える税金は限られています。
住民税や区民税と言った物は都税にはあたりません。
個人の納付に関わるのは以下の6種類の税金になります。
・自動車税
・固定資産税
・不動産取得税(償却資産)
・固定資産税都市計画税(23区内のみ)
・個人事業税
・鉱区税
自動車普及率(2009年)は60.7%、持ち家率は44.6%となっているのでこれらの支払いがある人もきっと多いと思います。
手数料
都税をクレジットカードで払うと支払手数料がかかります。
これが意外と高額となるので注意が必要です。
手数料は以下の通りです。
・0円~10000円→73円(消費税込78円)
・10001円~20000円→146円(消費税込157円)
・20001円~30000円→219円(消費税込236円)
・30001円~40000円→292円(消費税込315円)
・40001円~50000円→365円(消費税込394円)
※税額が10000万円以上かかるごとに73円(税抜)が加算されます。
銀行で振り込んだりコンビニで支払うよりも決済手数料がかかる分だけ高くなってしまいます。
10000円あたり最大で78円、つまり還元率が0.78%以下のカードを使ってしまうと損する計算になってしまいます。
東京都はこれでも決済手数料が安い方です。
自治体によっては決済手数料が1%を超える場合もあります。
自宅でインターネットを使って支払いが出来る便利さがあってもポイント還元率を手数料が上回ってしまうと利用はできないですよね。
還元率の良いカード
ポイント還元率が0.78%を上回るクレジットカードは少ないです。
誕生日月なら上回ると言ったカードもありますが、税金の支払いには期限がありますのでタイミングが合わない場合もあるでしょう。
そうすると1枚持っておきたいのが楽天カードです。
どこで利用しても還元率は1%なので都税の支払いをしてもプラスになります。
貯まった楽天スーパーポイントはEdyに交換でき、コンビニなどで利用できるので使い勝手も良いです。
平成29年(2017年)から国税もクレジットカードで支払えるようになるみたいです
財務省から平成28年2月に「平成28年度税制改正(案)のポイント」というパンフレットが発行されました。
その中の納税環境整備という章で以下の様に書かれていました。
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国税の納付手段の多様化を図る観点から、平成29年1月より、インターネット上でのクレジットカード納付を可能とする制度を創設します。
※納付書で納付できる国税を対象とし、税目についての制限はありません。
※手数料は、利用者(納税者)の負担となります。
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納付書で納付できる国税と言うのは所得税、法人性、贈与税、相続税になります。
住民税は地方税なので対象外となります。
この法整備が進めば大量ポイントゲットのチャンスになるので是非とも実現してほしいですね。
やっておくべき事は2つ!
やっておくべき事の一つはクレジットカードの限度額を所得税が支払えるくらい上げておく事です。
その為には日々の支払いが大切になってきますので、クレジットカードを使えるものは出来るだけ使い、そして支払事故を起こさない様にしていきましょう。
もう一つは支払手数料がいくらかかるのか調べる事です。
都税の場合クレジットカードで支払うと手数料が0.78%掛かっていたのでかなりポイント高還元のカードで無いと無駄になってしまってました。(東京都では無く他の自治体の場合だと手数料が1%を超える所もありました。)
早めに高還元のカードを作り、来年の支払時期までに限度額を上げておくのが得するポイントになると思います。
還元率も良く、ポイントの使い道が多いくておススメなのが楽天カードです。
クレジットカードの利用で貯まったポイントは楽天市場で使えるだけでなく、Edyに交換して街中のコンビニなどで使う事ができます。(しかも1ポイント=1円でEdyに交換できる)
楽天カードよりも高還元カードはありますが、自社内のサービスにしか使えないなどの制限が多い物だらけなので選択肢からは外しても良いと思います。
所得税や住民税などの国税も2017年からクレジットカード払いが可能になります。
今年(平成28年)の2月に財務省から発表があった国税のクレジットカード払い対応の件ですが、平成29年1月4日8時30分から支払いが可能になるようですね。
国税とは?
国税と言うのは税の最終負担者が国庫に納付する税金のことです。
所得税、法人税、消費税、相続税、贈与税、酒税、たばこ税などがそれにあたります。
手数料は?
国税のクレジットカード払いで気になる所は手数料がどれくらい掛かってしまうのかです。
都税の場合は0.73%(税抜)の手数料が掛かっていたのですが、国税庁のホームページにはまだ記載されていません。
国税は都税と違って高額になるので、手数料の負担はかなり大きくなってしまうかもしれません。
※追記1
国税の支払いは1万円あたり76円(税抜)の手数料が掛かるみたいです。
現在の消費税8%だと1万円あたり82円の手数料が掛かりますので、還元率0.82%以上のクレジットカードで支払いをしてしまうと損をする事になってしまいます。
ポイントは還元されるのか?
手数料がどれくらいになるのかと共にポイントは還元されるのかどうかも気になる所です。
通常のショッピングと違い税金の支払いなどではクレジットカード会社の手数料収入が少なくなってしまうらしく、ポイント還元の対象外になってしまう可能性があるそうです。
私が都税をJCBゴールドで支払った時はきちんとポイント還元されたのですが、これはクレジットカード会社によって対応が異なるという事なので、税金の支払いをする時には事前に確認する様にしましょう。
※追記2
JCBゴールドのポイント還元率は0.5%と都税の手数料よりも低いのに利用したのはゴールド・ザ・プレミアになるための年間100万円利用の金額を満たすためです。
税金をクレジットカードで支払う為にJCBプラチナの増枠申請をしてみた
今は所得税及び復興特別所得税をクレジットカードで支払えるのですが、現在の私が保有するJCBプラチナだと限度額が足りないので、myJCBから増枠申請をしました。
申請できる上限枠一杯で希望を出したのですが、審査結果はなんと・・・。
申請結果
平素はJCBカードをご愛用賜り厚くお礼申しあげます。
このたびは会員専用WEBサービスMyJCB(マイジェーシービー)にて「ご利用可能枠の変更(増額)」にお申し込みいただきありがとうございます。
ご利用可能枠の変更(増額)が完了したのでご連絡します。
変更後のご利用可能枠は、会員専用WEBサービスMyJCB(マイジェーシービー)の「ご利用可能額照会」画面でご確認ください。
増枠申請後2営業日で上記の様なメールが届き、増枠が可決されました。
JCBプラチナを取得したのが2017年11月で約4ヶ月しか経過していませんし、増枠幅も大きかったので否決されるかなと不安だったのですが、あっさりと決まって良かったです。
(JCBプラチナを取得して4ヶ月間で利用した金額は約180万円)
税金支払いの手数料
所得税及び復興特別所得税をクレジットカードで支払う場合、10,000円ごとに82円(税込)の手数料が掛かるので、還元率の低いカードの場合だと損になってしまいます。
例えば100万円の所得税の支払いをした場合、8,200円(税込)も手数料を余分に支払わなければいけないので、利用するクレジットカード選びを失敗すると損をしてしまうことになります。
実際に私のJCB STAR MEMBERSはスターα PLUSなので、ポイント還元率は0.8%となり手数料負けしています。
手数料負けしていてもクレジットカード払いを利用するのはもちろん意味があります。
JCB内のステイタス
私の生活水準では年間300万円の利用には無理ですが、税金をクレジットカード払いすることで、来年のJCB STAR MEMBERSがロイヤルα PLUSに格上げされると思います。
ロイヤルα PLUSならば還元率が0.85%になるので、来年は手数料負けしなくなります。
また、利用金額が大きくなればJCBザ・クラスのインビテーションがもらえる可能性も高くなるでしょう。
特に税金の支払いは課税年収を正確に把握できるので、信用度を上げるための最適な利用法だと思います。
マイル
私はクレジットカードの利用で貯めたポイントはすべてマイルに交換しています。
Oki Dokiポイントは1ポイントにつき3マイルと交換できるので、スターα PLUSの還元率0.8%と合算すると、JCBプラチナ・スターα PLUSのマイル還元率は0.24%となります。
還元率がかなり低いように感じると思いますが、私はマイルを国際線ビジネスクラスの特典航空券にしか交換していないので、1マイルの価値はかなり高くなります。
4月の頭にシンガポールへと行く用事があるのですが、その際に利用するのはANAビジネスクラスの特典航空券です。
普通に購入すると250,000円くらい掛かるのですが、55,000マイルと11,650円(空港使用料や各種税金)の支払いでもらえるので、1マイルの価値は約4.3円になります。
これと0.24%のマイル還元率と合わせると、1.03%の還元率となるので、税金の支払いに手数料が掛かったとしても得をする計算になります。
ただし、「特典航空券は取りずらいからマイルを貯めるだけ無駄なパターンもある」で書いたのですが、人気路線のビジネスクラスはなかなか特典航空券を取れないので、期限が近くなり結局マイル価値の低い国内線や国際線エコノミーで使うしかなくなってしまうパターンもあり、手数料負けしてしまうことがあることも想定しないといけません。
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サラリーマンで無い個人事業主などの人は国民年金保険料の支払いをクレジットカード支払いに変更しましょう!
国民年金保険料が給料から天引きされてしまうサラリーマンの場合はクレジットカード払いに変更することはできないのですが、個人事業主などで自分で支払っている人は、クレジットカード払いへの変更手続きをした方が圧倒的にお得になります。
所得税、予定納税、消費税、個人事業税しか支払えないと思っていたのですが、国民年金保険料に関しては10年も前から支払うことが可能でした。
そしてそれはかなりお得なことだったので、実質10万円くらい損をしてしまっていました。
手数料が掛からない
税金をクレジットカード払いすると手数料が掛かってしまって損をすることになるのですが(実際はしないけど)、国民金保険料の場合は手数料が掛かるどころか、割引きさえも適用されます。
割引を受けるには6ヶ月分以上の一括支払いが必要になりますが、どうせ支払うものなのですから、サッサとまとめて支払ってしまった方が良いでしょう。
僕は一番割引率の高い2年分の前納でクレジットカード納付を申し込みました。
引き落としは5月
2月中旬にクレジットカード払い申込書を郵送した僕の元にクレジットカード納付開始通知が届いたのは3月中旬。
通知書には引き落とし日が5月中旬と記載されていました。
口座振替の方が得?
2年分前納の場合、口座振り替えだと15,650円割り引かれるのに対し、クレジットカードの場合は14,420円と割引額が1,230円減ってしまいますが、ポイント還元を考えるとクレジットカードの方が断然お得です。
例えば、ポイント還元率が1%の楽天カードを使って支払えば、3,785ポイントもの還元を受けられるので、1,230円多く支払っても2,555円分もの得をすることができます。
僕はJCBザクラスを使って支払いますが、マイル還元率が0.51%くらいあり、マイル使用単価3円以上を心掛けているので、かなり得する計算になります。
年金は有能な分散投資先
「年金なんて将来貰えないし、支払うだけ無駄では?」と考えている人もいるかもしれませんが、年金はとても有能な金融商品だと思います。
確かに現在給付を受けている年代の方々よりは利回りは悪くなるでしょうが、僕たちの世代になっても確実にプラスの利回りで給付を受けられると思います(仮に破綻しても税金で補てんされるから)。
年金以上の利回りで運用できる自信が100%あるなら何も言いませんが(そんな人は今頃きっと大金持ちでしょうし)、運用資金の一部を年金に分散投資するのは良いと思います。
社会保険料控除も受けられますし。